包茎の基礎知識 │ 包茎・包茎手術の【包茎比較】

包茎の基礎知識

そもそも包茎って何だろう。包茎だとどんな問題があるの? そんな素朴な質問に、包茎比較がお答えいたします。

包茎って何?

包茎とは? 被っていても包茎ではない事も!?

辞書によると「包茎」とは「成人になっても亀頭に包皮が被っていること」を言いますが、 医学的にはちょっと違います。実は亀頭が皮に覆われて被っていても、包茎ではない事があります。 詳しく言いますと、勃起時に皮の余りがまったくなく丁度良ければ、包茎ではありません。それでは包茎とは、何か?

それは包皮が余っている状態をいいます。簡単な判断基準としては、勃起時(一番ペニスが長くなった状態)に余分な皮(皮がだぼつく、上下に動く)がある方が包茎となります。 5ミリ皮が余っていても、10センチ皮が余っていても、皮のあまりがあれば包茎となります。 ただ、ほとんどの方が気にしているのは、包皮がどれくらい余っているかではなく、通常時に亀頭が露出しムケた状態になっているかどうかだと思いますが、皮の余りが多ければ多い程、被ってしまう確率は高まっていくといえます。

どちらにせよ必ず治さなければいけないというわけではありませんが、普段時に被ってしまっているとチコウ(ちんかす、垢、汚れ)が溜まり不潔になってしまうデメリットがあります。

それなら、被っていても清潔に保っていればOK?

もちろん衛生面を考えて包茎手術を受けられる方も多いです。でもそれだけではありません。包皮や亀頭に皮脂腺があるのですが、そこから分泌される液が特殊な臭いをだします。
それが亀頭と包皮の間に溜まり、さらに、チコウや残尿がたまり混ざり合い、嫌な臭いがパワーアップされます。オシッコ行く度に、ペニスを洗って清潔に保つ事は現実的には難しいと思います。逆に普段から亀頭が全て出ていれば、臭いの心配はありません。

だったら積極的に手術が必要な場合は?

病的な包茎と言われている、真性包茎やカントン包茎の方は治療を急いだ方が良いです。真性包茎の場合、亀頭が洗えないので清潔にできません。
そのため被っている部分が炎症を繰り返し癒着を起こしてしまう事もあります。癒着は亀頭と皮がくっついてしまう事で、ひどい場合は治療してもちゃんと亀頭がでなくなります。 さらに、先の部分が炎症を起こすとオシッコの出口が狭くなり、最悪排尿が困難になります。

カントン包茎の場合も同様で、ムきづらいため清潔に保つ事が出来ません。包皮の先の部分が炎症を起こすとより狭くなり、真性包茎になってしまう事もあります。 ムいた状態にしておいたり、セックス時に勝手にムケてしまったりして、皮が戻せなくなりペニスがエリマキトカゲのように腫れてしまう事もあります。 カントン発作といわれるこの状態は緊急に処置をしないとペニスが腐ってしまう事もありますので危険です。

仮性包茎の場合は、普段被ってしまっている方や包皮が炎症を起こしやすい方は、カントン包茎に悪化してしまう事もあります。特に、被っている包皮は弱く簡単に炎症を起こします。 さらに、女性との接触(性行為)後、相手の体液やコンドームの潤滑剤により、アレルギー性のかゆみ・発疹を起こす事もあります。

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仮性包茎とは?

仮性包茎日本人に一番多い包茎のタイプ。通常は包皮が亀頭を覆っていますが、手でむけば簡単に露出させることができます。勃起時はほとんど亀頭が自然に露出する(正常に近い)ものから、勃起時でも、ほとんど皮が被った状態(余った皮が多い)の仮性包茎まであります。

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真性包茎とは?

真性包茎ペニスが勃起したときも、してない時も全く皮をむく事ができない状態。このままでは正常なセックスを行うことは不可能です。亀頭が常に覆われているため、亀頭の成長を妨げ、先細りのペニスになりがちです。すぐに治療することをおすすめします

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カントン包茎とは?

カントン包茎無理をすれば皮をむくことができますが、包皮口が狭く、亀頭の下を締めつけてしまう状態となります。そのままにしておくと皮が戻らなくなり、水ぶくれのように腫れてしまうケースもあります。すぐに治療することをおすすめします。

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包茎をほおっておくと

目にみえないですが、無数の細菌が繁殖しています。 これは、身体に害を及ぼさない細菌が繁殖することで他から害のある細菌が来た時にも繁殖して感染するのを防ぐ役目をしているのです。

しかし、害がないとはいっても余りに繁殖しすぎた場合や小さい傷から体内に侵入した場合には炎症を起こす原因になります。

包茎の状態というと、ちょうど亀頭と包皮の間に湿った・温かい・分泌物が多い環境のために細菌の増殖に適しています。そのため、亀頭包皮炎を起こすことが多いのです。

また、亀頭と包皮のかぶっている内側は粘膜性の皮膚(唇みたいな皮膚)なっていてウイルスが侵入しやすい構造になっています。普通の皮膚より弱い皮膚なので小さい傷もできやすいので細菌による感染症も引き起こしやすいのです。菌が繁殖すると、分泌物が分解されてニオイを出したり刺激性の物質に変わるためにカユクなったり皮膚が荒れて赤くなったりします。 性病に限らず、病気は早期発見早期治療・治療より予防が大切です。症状が出たらすぐに、出てなくてもおかしいかなと思ったら診察する事をお勧め致します。

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包茎のなりやすい病気

包茎は病気ではありませんが、包茎が原因となり、かかり易い泌尿器の病気が多くありますので、ご紹介します。

亀頭包皮炎

亀頭炎は亀頭に起こる炎症の事です。包皮炎は包皮の炎症で、細菌による感染が包皮に生じたものです。包茎の場合その多くは亀頭と包皮の両方に炎症が発生する場合が多く亀頭包皮炎となります。この病気の一般的な症状としては、包皮が淡赤色に腫脹し亀頭と包皮内板に炎症が出ます。自発痛や排尿時に痛みがあり、膿の分泌なども見られます。また、かゆみを伴う場合や、時に出血することもあります。原因としては、包茎の内側と亀頭の間に恥垢が溜まる事によって感染し炎症が起こると考えられています。進行・悪化すると尿道狭窄となり排尿に支障をきたす場合があり、閉塞性乾燥性亀頭炎、二次的包茎、癌になる確率が高くなります。この亀頭包皮炎は再発する事がありますが、亀頭部分を清潔に保つ事によって、再発を防ぐ事が出来ます。それでも頻繁に亀頭包皮炎になる場合は包茎手術された方が良いでしょう。

閉塞性乾燥性亀頭炎

慢性的な炎症により、陰茎先端周辺の皮膚が白く硬くなります。尿道口に及ぶ場合、閉塞され排尿困難となります。外尿道口を開通させるための尿道口切開や形成外科的修復手術が必要となることもあります。包皮の炎症が重症な場合は、環状切開など外科的処置(包茎手術)が必要となります。

尿路感染症

尿路とは尿の通る道です。腎臓でつくられた尿は腎盂、尿管、膀胱、尿道を通って外に排出されます。細菌がこの尿路の中に入って増えた状態を尿路感染症と呼びます。例外的に血液を介して腎盂に細菌が入ることがありますが、通常は尿の通る方向とは逆方向の、尿道口から浸入し、腎盂へ向かっていきます。特に包皮と亀頭の間に垢がたまって細菌が入り易い状態の包茎の場合は感染確率が高くなると考えられます。尿路感染症には腎盂腎炎と膀胱炎があり、膀胱炎は、膀胱で感染がとどまっている状況をいい、更に腎臓まで及ぶと腎盂腎炎となります。 尿道口を常に清潔にする事によって、感染症を予防する事が出来ます。包茎の場合は細菌を溜め込み易いため、これら尿路感染症を発症しやすく、繰り返すような場合は包茎手術を検討する必要があります。特に真性包茎は確率が高くなるため、手術で包茎を治すほうがよいでしょう。

陰茎ガン

陰茎に発生する比較的まれながんで、そのほとんどは亀頭に発症し、男性のがんの1%以下にすぎませんが、統計的に包茎の人に多く発生する傾向があります。扁平上皮癌ともいい、陰茎部悪性腫瘍の一つで、乳頭状増殖型と潰瘍浸潤型の2種類に分類されます。乳頭状増殖型はペニス表面にカリフラワー状に増殖し、潰瘍浸潤型はペニス内部(陰茎体部)に進行し、硬化・潰瘍を形成し、排尿困難となる場合があります。また、陰茎がんはそけい部リンパ節(大腿のつけ根の部分)に転移しやすく、進行した場合そけい部のリンパ節に触れると硬くなっているのが確認できます。出生時に割礼習慣(包茎手術のような簡易的な処置)のあるユダヤ人やイスラム教徒の発症率が低い事などから、恥垢や外陰部の不潔などが原因で発病するのではないかと考えられています。診察を受けることを恥ずかしく感じ易い場所であることや、初期においては自覚症状が乏しいために受診が遅れ、早期発見の機会を逃すことが多いので、わずかな自覚症状を感じたらすぐに診察を受けることが大切です。

ケーラー紅色肥厚症

たいていは亀頭に生じ、赤みを帯びたビロードのようなめらかな限局した病変で、通常環状切開を受けていない男性(包茎)に起こります。亀頭と包皮の間に蓄積された垢(あか)が炎症の原因となることがあります。癌ではありませんが、治療しないとやがて癌になる場合があります。

包茎と性病の関係

梅毒 HIV感染症 性器クラミジア感染症 性器ヘルペス 淋菌感染症 尖圭コンジローマ 腟トリコモナス症 性器カンジダ症 性器伝染性軟属腫 ケジラミ症 軟性下疳 など性行為で伝染するすべての感染症を総称して性感染症(sexually transmitted diseases 略語STD)といいます。現在では30種以上の原因微生物が知られています。STDの感染予防として、特定のパートナー以外との性交渉を避ける事やコンドームを着用すること、性交渉後は、性器を洗浄することが重要です。特に包茎の場合は、菌を蓄え易く、また、繁殖・増殖させ易い状況にあるため、性行為が終了したらなるべく早く排尿をし、性器を洗浄するように心がけてください。常に清潔に保つ事が困難な場合やできない場合は、やはり感染確立が高くなるといえます。また、包茎の場合、亀頭粘膜が露茎と比較し弱い傾向にあり、傷つき易いため、感染し易いとも言われています。包茎だから必ずしもこれらのSTDに感染するわけではありませんが、統計的に性感染症の治療に見られる方のその多くが包茎であることから、包茎は性感染症に感染し易いと考えられます。

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包茎をコンプレックスだと感じる理由

日本人男性の約60%が包茎に悩んでいるという事からも包茎に対してコンプレックスを持っている男性は少なくはないはずです。

例えば、

「包茎でペニスのサイズが小さい」
「包茎だから人に見られバカにされるのがいやだ」
「包茎が気になっていざという時に女性に対して積極的になれない」
「脱衣所や浴室ではいつもタオルで股間を隠している。」
「いつも暗い部屋でしかセックスしたくない」
「勃起したペニスは見られても平気だけど、通常時は絶対に見られたくない。」

>>男性200人に聞いた包茎実態調査

などなど。悩みは人それぞれですが、包茎の一番のデメリットは、やはりこのような精神的なコンプレックスと言えます。

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包茎のデメリットは?

包茎には精神的なコンプレックスだけではなく、その他にも包茎のデメリットは沢山あります。

* 包茎は見た目がカッコ悪い
* 包茎はどこか暗い印象である
* 包茎は包皮により亀頭が過保護 → 早漏の原因
* 包茎はネットリした恥垢が溜まり悪臭を放つ
* 包茎はカリが小さくなる → 女性に有効な刺激が与えられない
* 包茎は性病にかかりやすい(感染率のアップ)
* 包茎はコンプレックスにより気がつかないうちに勃起不全の原因となっていることもある
* 包茎は病気の温床を作り、包皮炎や亀頭炎になりやすい

これら包茎の及ぼす害には、大きく分けて精神面、衛生面、性能面でのデメリットが考えられます。精神的な害は、包茎であること自体がコンプレックスとなります。またそれ以外にも包茎はパートナーに対しても害を及ぼす場合があります。

精神的デメリット(外見上のコンプレックス)

包茎は外見上どうしても幼稚に見えたり、見栄えが良くなかったりなどの理由から、一般的に包茎に対する羞恥心が強いようです。また、ペニスの大きさや形態などで男の優劣を無意識のうちに感じる傾向があります。このようなことから、包茎であることに強く引け目を感じることも多く、他人に見られることを避ける傾向にあります。この「外見上のコンプレックス」が包茎手術を受ける一番の理由のようです。確かに、包茎であるがゆえに、包茎のデメリットを様々な場面で感じることも多いでしょう。強くコンプレックスを感じるようであれば、包茎は病気ではありませんが、包茎手術を検討された方が良いかもしれません。

機能面のデメリット

SEX 面については、まず早漏との関係です。早漏の原因は精神的な要因、刺激的な要因、機能的な要因などいくつか考えられますので、包茎が早漏のすべての原因となるわけではありませんが、亀頭部及び内板が過敏となり刺激に弱くなるため、早漏の大きな原因となる場合が十分に考えられます。その他、包茎は包皮が長い分、女性器の中(膣内)での摩擦が減少し女性への刺激が弱くなります。また、亀頭冠(カリ首)は膣壁を刺激する働きがありますが、ピストン運動の際、特に引き出す動作の際に包皮が亀頭冠に覆いかぶさるため刺激が伝わりづらく膣壁への刺激が減少することが考えられます。そのため、包茎を治すことで女性が満足しやすくなったという方も大勢いるようです。包茎の場合全般的に亀頭の発育が阻害され、先細りの傾向にあります。成人してから包茎手術を受けても成長はしませんが、若干亀頭に張りが出来たように感じる方がいらっしゃいます。亀頭の張りをもっと強くしたい場合は亀頭増大術がありますので、ご希望の方は合わせてご相談頂くこともできますので、クリニックでご相談頂くと良いでしょう。

衛生的デメリット

医学的な包茎手術の一般的意義は、衛生面です。包茎の状態は包皮内に尿や垢(あか)、汗などを溜め込み、それらが体温で暖められ雑菌が繁殖しやすい環境にあります。そのため前述した尿道炎や亀頭炎、包皮炎(進行すると包皮糜爛(びらん)、包皮拘縮(※包皮の状態参照)などの諸症状を誘発する場合があり、ご自身が不快や痛い思いをするだけでなく、不衛生な状態のままSEXを行うと、女性器に悪影響を与え、女性器の病気(症状)が現れることもあります。また、包茎の場合、露茎と比較し性病(性感染症)に感染しやすくなる傾向があるという報告もされています。

女性に対する害

包茎であることのデメリットは男性だけの者ではありません。パートナーである女性にとってもデメリットがあります。一説には婦人科疾患(女性器の疾患)を何度も繰り返す方の場合、ご主人やパートナーが包茎であることが多いと言われています。また、包茎の状態は不衛生なため、女性器に悪影響を与えることも十分考えられます。このように、包茎には様々な害があり、真性包茎や絞約型包茎などの一部の状態では排尿が困難であったり、SEXが危険であったりする場合もありますが、通常は包茎であったとしてもSEXは出来ますし、排尿もできますので、必ずしも包茎を治さなければいけない訳ではありません。しかし、包茎であるがゆえの害が多いことも確かです。それらの害を日常生活や将来を考え、自分にとって包茎であることがマイナスと考える方は手術を検討すると良いと思います。

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